令和6年度 視察研修実施
本日、酒井根青少協研修部主催の視察研修を行いました。
視察を受け入れてくださったのは、酒井根にある児童養護施設「はぐくみの杜 かしわ」です。
朝9:45に施設前に集合。今回は青少協役員のみで実施としました。
10時から研修開始。施設長の方から施設や入居している子どもたちに関する色々なお話しを聞くことができました。
「はぐくみの杜 かしわ」は、2023年に酒井根に新規開設した児童養護施設です。
敷地内に5軒の家があり、それぞれの家にグループ分けされた子どもたちが入居しています。
入居している子どもたちは、皆虐待などの皆辛い経験をしてきた子たちで、そういった子たちを、家庭的で安心して暮らせる環境で過ごすことにより、健全な自立へと導いているのがこちらの施設になります。
実際に子どもたちが暮らしている家を見学させていただきましたが、いわゆる「施設」といった風では無く、温かみのある「家」という感じでした。子どもたちの世話をしているスタッフの方のお話しを聞いたり、子どもたちの様子が写っている写真も見せていただき、ここの子どもたちはキチンとした大人の方に愛情をもって接してもらっているなというのが感じ取れました。
令和4年度の千葉県(指定都市・児童相談所設置市を除く)の児童虐待に関する相談件数は8,747件で全国第4位だそうです。
とても多いですね…。
そんな状況のなか、わたしたち大人一人ひとりが何ができるのか、是非とも考え実際の行動に移して欲しいと思いました。
詳細に関しては、広報誌「酒井根青少協だより -第58号-」で詳しくご報告する予定です。
会長 久野